体力が落ちる前に考えたい。私が50代から「庭じまい」を意識し始めた理由と最初の1歩

体力が落ちる前に考えたい。私が50代から「庭じまい」を意識し始めた理由と最初の1歩 庭じまい、庭の終活
体力が落ちる前に考えたい。私が50代から「庭じまい」を意識し始めた理由と最初の1歩

「最近、草むしりや庭木の手入れがしんどくなってきた…」

「自分が動けなくなったら、この大切な庭はどうなってしまうんだろう?」

そんな不安を抱えていませんか?


こんにちは、管理人のジョウです。

湘南の庭付きの家に憧れて移住し、ガーデニング歴は今年で20年になります。

念願の庭を手に入れ、最初の頃は楽しくて仕方がなかった庭仕事ですが、50代を迎えた頃から「ある現実」に直面するようになりました。

それは、年齢とともに感じる肉体的な限界と、庭の維持に潜むリスクです。


結論からお伝えすると、私は体力が十分にある今のうちに、庭の規模を縮小して管理をラクにする「庭じまい(ローメンテナンス化)」を進めるべきだと確信しています。

今回は、20年庭と向き合ってきた私が、なぜ今「庭じまい」が必要なのか、身をもって痛感した3つのリアルなエピソードとともにお伝えします。

なぜ今「庭じまい」が必要なのか?私が50代で直面した3つの現実

かつては「これくらい平気」と笑い飛ばせていた庭仕事が、

50代を境に、明らかに心身の負担へと変わっていきました。私が庭じまいを決意するきっかけとなった、3つの決定的な出来事をお話しします。

庭じまい」を意識し始めた理由
庭じまい」を意識し始めた理由

① 毎年の「猛暑」はもう凶器。50代の草むしりは命の危険を感じる

まず痛感したのが、近年の夏の異常な暑さです。


湘南の夏は爽やか…というのは過去の話。ここ数年の夏の作業はまさに命がけです。

しゃがみ込んで15分も草むしりをするだけで息が上がり、頭がクラクラしてきます。

「これは年齢的に、50代の体で続けるのは無理だ。

一歩間違えれば熱中症で倒れてしまう」と、本気で恐怖を覚えました。

気力だけで乗り切れる時代は終わったのだと、気付かされた最初のきっかけです。

② 外構の紅カナメに「スズメバチの巣」を3回も作られた恐怖

庭の管理が行き届かなくなると、恐ろしい「住人」を招くことになります。


我が家では、庭を取り囲む外構の生垣(紅カナメ)の剪定が少し遅れた隙に、なんと過去3回もスズメバチに大きな巣を作られてしまいました。


防護服を着た業者さんに駆除してもらうハラハラ感と、何より近隣の方や家族に被害が出たらどうしようという精神的なプレッシャーは計り知れません。

生い茂った庭木は、害虫や危険生物の格好の隠れ家になってしまうのです。

※とはいえ、私の住む自治体に依頼すると無料で駆除してくれました。

(2020年頃までは無料でしたが、現在は有料になっているようです)

③ 3メートル超えの庭木。脚立を使った高所剪定の限界

庭を象徴するお気に入りの庭木たち。

最初は私の背丈ほどだったものが、気づけば3メートルを超え、2階の窓に届くほどに成長していました。


ここまで大きくなると、剪定には大きな脚立が必須です。

ただでさえ足元が不安定な土の上で、重いバリカンやハサミを持って脚立を上り下りする作業は、

50代のバランス感覚では「いつ落ちて大怪我をしてもおかしくない」というリスクと隣り合わせでした。

庭じまい」を意識し始めた理由
庭じまい」を意識し始めた理由

庭じまいは「諦め」じゃない!人生を楽しむためのポジティブな選択

ここまでお読みいただくと、

「庭じまいって、庭をコンクリートで固めて、ガーデニングを諦めることなの?」と思われるかもしれません。
ですが、決してそうではありません。


私にとっての庭じまいは、「自分の人生(ライフステージ)に合わせて、庭の形を最適化すること」です。


管理しきれないエリアを思い切って縮小し、手入れが不要な仕組み(防草シート、タイル、鉢植えへの移行)を作る。

そうすることで、重労働から解放され、むしろ「本当に育てたい果樹」や「クラフトに使う大好きな花」だけに、100%の愛情と楽しい時間を注げるようになります。


庭は一度作ったら完成ではありません。人生と一緒に形を変え、育っていくものなのです。

今日からできる!「庭じまいのファーストステップ」

重い腰を上げて一気にすべてをやろうとする必要はありません。

まずは以下の2つから始めてみてください。

「管理できる広さ」の境界線を引いてみる

庭を眺めて、「自分が毎週無理なく手入れできるスペース(例えば小さめの花壇1つ分など)」を頭の中で線引きし、それ以外の場所はローメンテナンス化する計画を立てます。

私の場合、管理できる範囲以外の例えば「通路」や家の裏側、裏庭などは優先順位を下げました。

通路などは100均で防草シートを購入し、2重にして敷きました。

結果として、対応、管理する箇所だけの雑草を処理する事で、労働時間が半減しました。

「手に負えない庭木」をリストアップする

我が家の3メートルの木のように、自力での剪定が危険な木、あるいは落ち葉や害虫の被害が大きい木を一度ノートに書き出し、プロの手を借りて伐採・低木化する優先順位をつけましょう。

私の庭には、巨大化して、1年で1メートルも伸びる木が多くありました。

第1のターゲットは紅カナメ、シラカシ、栗の木、イチョウ、モミジの木、等でした。

これらの樹木は、2年ほどかけて、小さくして、根から伐根しました。

自治体にもよりますが、定められたルール(長さ、太さ、束ね方)等に従えば無料で回収してくれます。

伐採する前には御神酒でお祓い、お清めをしました。

次にさつき、つつじ、つばき、アジサイ、ナンテン等。

これらは、毛虫の大量発生があり、私も皮膚に蕁麻疹が出て、大変でした。

【今日のブログのまとめ】

50代からの庭じまいは、これからの暮らしをより安全に、そしてより深く楽しむための「前向きな準備」です。


体力が十分にある「今」だからこそ、少しずつ重労働を手放し、ラクして楽しむ庭暮らしへシフトしていきませんか?

次回の記事では、具体的に「手に負えなくなった庭木をどう整理していくか」の基準について、私の失敗談を交えてお話しします。